タミヤ GMA T.50 5.クリア塗装

こんにちは。
今回はクリア塗装です。

砂吹きから始まり本吹きをしてクリア層を稼ぎます。
乾燥後に中研ぎをしてゆず肌を平滑にしてから仕上げのクリア塗装をします。

砂吹き

使うクリアはクレオスのスーパークリアⅢで溶剤は同社のレベリング薄め液です。
本当は乾燥が早いガイアノーツのEXクリアを使いたいところですが、ボディ色の塗料を溶かすトラブルが起きるので安全なこのクリアを使います。
希釈はクリア1:溶剤1です。
砂吹きは遠くから吹き付けることで言葉の通り砂地のようなザラザラ面になります。

ちょっと脱線しますが塗装の前にブース内に霧吹きで水を少し撒いておきました。
これはホコリが舞うのを阻止しようという魂胆です。
クリア塗装の時にホコリが付着するとすごく嫌ですからね。

砂吹き計3回した状態。
インターバルは自然乾燥で1時間取りました。

本吹き

使うクリアと溶剤は砂吹きと同じです。
希釈は少し薄めて使いますのでクリア1:溶剤1.2~1.5くらいだと思います。
ここではクリア層を稼ぐのが目的なのでタップリ目に吹いていきます。

本吹き1回目。

本吹きを4回した状態。
インターバルは自然乾燥で2時間取りました。

中研ぎ

しっかりと乾燥(2日ほど)させてから中研ぎをします。
ここではゆず肌を平滑にするのが目的となります。

コバックスのトレカット2000を全体にかけていきます。

削りはじめの状態です。
このゆず肌を平滑にします。

ここまでやっておけば大丈夫でしょう。

これで中研ぎが完了です。

ちなみにですが緑で囲った部分の塗料が欠けてしまいました。
ちょっとぶつけただけでこうなってしまったので違和感があります。
今回は面出しでボディ表面を削ることなく直で塗装したので、塗料の食いつきが弱かったのかもしれません。
確実なことはここで書けませんがやっぱり足付けという意味でも面出しはやっておいた方が良かったのかなぁなんて思いました。

仕上げのクリア塗装

最後に薄いクリアを使って仕上げ吹きをします。
使うクリアはガイアノーツのEXクリアで溶剤はレベリング薄め液です。
希釈はクリア1:溶剤1.5~2くらいです。

EXクリアを計2回吹いた状態です。
インタバールは自然乾燥で6時間取りました。
これでクリア塗装は完了です。

ということで今回はここまで。

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