こんにちは。
今回はボディパーツの下地処理です。
具体的な作業としては
スジ彫り→バリ取り等の修正→面出し→
サーフェイサーの塗装になります。
スジ彫り
まずはスジ彫りからです。
使うツールはいつもの
タミヤ スジ彫り超硬ブレード0.15mm
タミヤ スジ彫り超硬ニードル20°
基本的にはブレードを使いますが
ラインが浅い所やRがキツイところには
ニードルを使っています。
ニードルは最初の状態だと余り削れないので
研いでから使っています。
スジ彫りが終わった状態です。
画像だと分かりにくいんですが
肉眼だとパネルラインが
クッキリしたことが分かります。
私の場合は墨入れをしないので
深めに彫るようにしています。
なんで墨入れをやらないのかというと
パネルラインが強調され過ぎるからです。
スジ彫りのままの方が
自然な感じがするんですよね。
600番による修正
次に修正です。
修正は600番のペーパーで水研ぎして削ります。
1つ目の修正箇所としては赤印の部分で
スジ彫りをはみ出したところになります。
ここはイージーサンディングで埋めてから
硬化促進剤で固めた状態にしてあるので
削っていきます。
2つ目の修正箇所はバリを取ります。
リアバンパーに薄っすらですが
バリがあるので削ります。
3つ目の修正箇所は
エンブレムの土台を削ってしまいます。
これは研ぎ出しの邪魔になるからです。
但し注意点があります。
エンブレムのデカールは以下の2通りです。
1.インレットマークを土台に貼りその上にデカールを貼る方法
2.デカールのみを貼る方法
1つ目の方法の場合はエンブレムの土台を使わないと
インレットマークが浮く可能性があります。
私は後者のデカールのみ貼る方法を選択するので
この土台を削ることにしました。
削り終わった状態です。
綺麗に修正できました。
エアロパーツの接着
面出しに行く前に
前後バンパーとサイドステップを接着します。
接着にはタミヤの流し込み接着剤を使いますが
気持ち少な目で「のりしろ」のみに付けます。
大量の付けてパネルラインに流れてしまうと
プラが溶けてグチュグチュになった部分が
見えてしまうのでそうならないようするのが大事です。
のりしろが少ない箇所や強度的に不安がある箇所には
プラペーパー0.3mmを使って補強します。
フロント側の左右をプラペーパーで補強します。
リアも同様です。
サイドステップは真ん中の箇所が
フリーになっていて動いてしまうので
ここも補強しました。
これでエアロパーツの取り付けは完了です。
面出し
次に面出しです。
800番のペーパーで水研ぎで削っていきます。
面出しが終わった状態です。
全ての部分が艶消し状態になっていればOKです。
サーフェイサーの塗装
最後にサフを吹いていきます。
サフを吹く理由としては
・800番のキズ消し
・修正箇所の確認
・ボディが透けないようにするため です。
サフを塗装した状態です。
修正箇所も綺麗に直ってますので
これでOKとします。
次回はボディ色塗装です。
ということで今回はここまでです。