フジミ シルエイティ (S13+RS13) 4.下地処理

こんにちはhide03です。

今回は下地処理ということでスジ彫りからキズ消し等の修正、それから面出しそしてグレー塗装まで進めていきます。
グレー塗装の目的は修正箇所の確認とボディが透けないようにすることです。

スジ彫り

スジ彫りをすることでパネルラインが深くなりシャキッとした感じになります。
私の場合は墨入れをしないのでなるべく深く彫って自然に見えるようにしています。

スジ彫りに使うツールはタミヤ製を使っています。
初めに上のスジ彫り超硬ニードルで浅いラインやRのキツイ部分をけがきます。
次に下のスジ彫り超硬ブレード(0.15mm)で本格的に彫っていきます。
どうしても力が入ってしまいがちですがなるべく力を抜くように注意して作業します。
なぜなら力を入れ過ぎると彫った底の部分がデコボコになってしまうためです。
一度デコボコになると修正がかなり困難です。
また外からも見ても分かってしまうので気を付けています。

スジ彫りが終わった状態。
画像で見ても分からないと思いますがかなりシャキッとしますね。

修正

ここではスジ彫りではみ出したキズやもともとあるヒケを瞬着で埋めて平滑にします。

使う瞬着はWAVEのx3S硬化促進剤はタミヤ製です。

瞬着を盛った部分を400番のペーパーで削って平滑にします。

400番のペーパーキズを消すため600番→800番とペーパーがけをします。

面出し

面出しはプラ表面の微細なデコボコを平滑にすることです。
ここはしっかりやっておくと完成度が上がりますね。

1000番のペーパー水研ぎしてボディの面を平滑にします。
水研ぎをする理由はペーパーのもちが良くなるのと柔らかくなるので入り組んだところも手が届きやすくなるからです。

赤で囲った部分はまだ光が反射しているためまだ削れていません。

このようにテカリが無くなるまで削ります。
なかなか消えない場合はヒケているということなので瞬着を盛って削ることで平滑にします。
なかなか大変な作業ですがなるべくちゃんとやっておきます。

面出しが終わった状態です。
艶消しになりましたね。

グレー塗装

クレオスのGX1クールホワイトGX2ウイノーブラック少し混ぜたものを吹きます。
この塗料を使う理由は単純に艶有りのグレーを持っていないから。

グレー塗装が終わった状態。
修正箇所は問題無く一発合格でした。

ちょっとどうでもいい話ですが時々思うんですよ、ここでは自分も偉そうなことを書いてるなって。
結局ほとんどがプロモデラーの受け売りなんですけどねw
以前にも書いたと思いますが、私の基本は「大人のプラモ道」での北澤志朗さんの動画です。
今見ても参考になる素晴らしい動画です。
既にご本人のやり方も変わっているとは思いますが、今でも自分のバイブルとして時々見返しています。
またそういう動画どっかでやってくれないかな~

ということで今回はここまで。
次回はボディ塗装の予定です。

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