こんにちは。
今回は下地処理です。
下地処理はボディ塗装に行く前の作業になります。
表面を綺麗に整えることが目的です。
でも修正がまだ残っているのでまずはそこからやっていきます。
スジ彫り

まずはスジ彫りからです。
ツールはタミヤのスジ彫り超硬ブレード0.15mmと超硬ニードルです。
実は先日ブレードの方が折れてしまったので買い換えてます。
無理な角度で彫っていたのが悪かったみたいです。
もっと大事に使わないとダメですね。
修正
ヒケやスジ彫りの時にできたキズ等をここで修正します。

ヒケやキズ埋めにはWAVEの瞬着で埋めます。
瞬着は硬化促進剤ですぐに固まるので乾燥を待つ必要が無くとても効率的です。

次に400番と600番のペーパーでサンディングします。
ここでは瞬着を盛った箇所を平滑にします。
それから240番のペーパーを当てた箇所もあるのでそこのキズを消すのも目的です。

400番から600番のペーパがけが終わった状態です。

実は垂れ目を改善するためボディをぐいぐい曲げた結果フェンダーの位置が合わなくなっていました。
赤で囲った部分です。
ここは400番と600番のペーパーでツラが合うまで削りました。
いや~疲れたw
でもこれでいい感じになりました。
面出し
面出しはプラ表面の微細なデコボコを平滑にするのが目的です。

面出しとして800番のペーパーでボディ全体をサンディングします。
ここは水研ぎで行います。
水研ぎの利点はペーパーの持ちがよくなることと柔らかくなるので曲面にも使いやすくなることです。

面出しが終わった状態。
ボディは完全に艶消しになりました。
ちなみに艶が残っているということはペーパーが当たっていないということです。
なのでしっかり艶消しになるようにします。
サーフェイサー塗装
使うサフはクレオスのMrサーフェイサー1200です。
サフを使う理由ですが単純に楽だからですw
どういうことかというと、今回はボディを粗い番手でガンガン削っているのでキズ消しが大変です。
いつも吹いている「グレー」のような普通の塗料だと、1000番以上のペーパーをしっかり当てておかないとキズが見えてしまいます。
キズ消しって見落とすこともあるので正直ちょっと大変なんですよね。
そこでサフをタップリ目に吹くことである程度のキズ(600番~800番)を埋めてしまいます。
結果的に楽になるということですね。
でもこの考え方が正しいのかは分かりません。
思い込みの可能性もあるのでご注意くださいw

サフを1回軽く吹いた状態です。
ヘッドライト付近などに深いキズが入ってますね。
これはサフでは埋められないので瞬着からやり直しですね。

修正後2回目を吹いた状態です。
先ほどのキズも消えましたのでこれでOKとします。
ということで今回はここまで。