こんにちはhide03です。
今回はクリア塗装です。
クリアは軽く砂吹きをした後に本塗装で層の「カサ」を稼ぎます。
その後は中研ぎでゆず肌を平滑してから仕上げ塗装をします。
まぁ色々なやり方があると思いますが現在はこのやり方で落ち着いてます。
本塗装後にいきなり研ぎ出しという形でも全然ありだとは思いますが、それだと色々大変な気もしますね。
結局ゆず肌を除去するのに1500~2000番位で表面を削るのでそのキズ消しが中々大変かなと。
さらに表面もより削ることになるのでクリア層をもっと稼いでおかないと、下地が出る危険性もありますね。
中研ぎでやる方法だと1500番付近を飛び越えて3000番から研ぎ出しがスタートできるので、幾分楽なんじゃないかなと思ったりもします。
まぁこの考え方が正しいのかどうかは分かりませんが・・・
クリア本塗装
軽く砂吹きを3回吹いた後に本格的に吹いていきます。
※砂吹きの画像がありませんでした・・・スミマセン

使うクリアはクレオスGX100スーパークリアⅢで溶剤はレベリング薄め液です。
希釈はクリア1:溶剤が1~1.3位です。
スーパークリアⅢを使う理由は下地を侵さないから。
EXクリアは乾燥が早い反面、ボディ色を溶かしてしまう場合があります。
メタリック系の塗料は修正が難しいので大事を取ってこのクリアを選択。

1回吹いた状態。

4回吹いた状態。
インターバルは自然乾燥で1時間です。
結果的にはこれくらいの短い乾燥時間でも特に問題はありませんでした。
中研ぎ
スーパークリアⅢはEXクリアに比べると乾燥が遅いです。
24時間乾燥させてもギュッと持つと指紋が残りますので48時間乾燥時間を取りました。

中研ぎにはコバックスのトレカット2000を使います。
デカールの段差消しが無い場合は2000番で十分平滑にできます。

中研ぎが終わった状態。
ここまでやっておけば大丈夫でしょう。
仕上げのクリア塗装

仕上げのクリア塗装にはガイアのEXクリアを使います。
溶剤はクレオスのレベリング薄め液。
希釈はクリア1:溶剤1.5位です。
このクリアを使う理由は特にありません・・・
ただ使いたいからですw

2回吹いた状態です。
インターバルは6時間とりました。
この方法ではボディ色が溶けた経験は1度も無いんですよね。
おそらくスーパークリアⅢが防いでくれているんだと思います。
ということで今回はここまでです。