フジミ フェラーリ F430 スクーデリア 5.クリア塗装

こんにちはhide03です。

今回はクリア塗装です。

クリア塗装といっても工程は沢山あります・・・
具体的には砂吹き本吹き中研ぎオーバーコートと進めていきます。

砂吹きは遠くから吹くことでクリアの溶剤が乾いて付くのでデカールを痛めにくいと言われています。
本吹きはタップリと吹くことで「クリア層のかさ」を増していきます。
中研ぎでは本吹きで出来たゆず肌を除去し面を平滑にします。
※中研ぎは表面を削るため本吹きで「クリア層のかさ」を稼いでおかないと下地が出てしまいます。

オーバーコートは仕上げのクリア塗装のことで、希釈率の高い薄めのクリアを吹いて表面張力で艶を出していきます。

それから途中トラブルも発生しましたのでそこも紹介します。

使うクリアと溶剤

使うクリアはガイアノーツのEXクリアで溶剤はクレオスのレベリング薄め液を使います。
砂吹き・本吹き・オーバーコートと全てこのセットを使います。

砂吹きと本吹きは希釈がクリア1:溶剤1.5が目安で、オーバーコートは1:2を目安にしています。

砂吹き

砂吹き3回が終わった状態です。

インターバルは自然乾燥で1時間取りました。

砂吹きは乾燥も早いのでサクサク吹きました。

この後1日乾燥させます。

本吹き

本吹き3回目が終わった状態です。

インターバルは自然乾燥で2時間とりました。

ここでトラブル発生!

緑で括った部分ですが白くなってます。

でたよ白化現象・・・

でもクレオスのレベリング薄め液で白化が起こったのは初めてですね。

まぁとりあえず1日乾燥さえます。

中研ぎ

トラブルの箇所はそのままにして中研ぎをしてから修正をします。

中研ぎをするためコバックスのトレカット1500をボディ全体かけます。

ここではゆず肌はもちろんデカールの段差を消していきます。

中研ぎが終わった状態。
ゆず肌とデカールの段差は消えましたね。

では補修です。

とりあえずボディ色の塗料を吹くしかないのでそれで対応します。

周りを軽くマスキングしてからタミヤLP7ピュアーレッド薄めに希釈かつ低圧で吹きます。

緑で括った部分を塗装しました。
ちょっと光の関係で白く見えますがちゃんと塗装してます。
フロントバンパーのところは見えなくなるのでそのままにします。

オーバーコート

2回目のオーバーコートが終わった状態。

インターバルは自然乾燥で6時間とりました。

艶は良い感じです。

修正した箇所ですが大丈夫そうですね。

ホッとしたのもつかの間・・・

また新たな箇所が白くなってます(緑で括った部分)・・・

なにこれ~勘弁してよ~って感じ・・・w

でもクリア塗装の白化って本来は「モヤがかかったみたい」になるはずなんですよね。
さっきのもこれも白がクッキリしすぎてる気がするんだよなぁ。
もしかしたらこれ白化じゃなくてEXクリアがタミヤの塗料を溶かしてるんじゃないかな・・・
でもそんなことってあるのかな?
ちょっと現状では良く分かりませんね。

修正は先ほどと同じように部分的に塗装して終わらせました。

ということで今回はここまでです。

次回はパーツ塗装の予定です。

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