こんにちは。
今回はボディパーツの下地処理です。
具体的な作業としては
スジ彫り→バリ取り等の修正→面出し→
サーフェイサーの塗装になります。
スジ彫り
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230623223439.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まずはスジ彫りからです。
使うツールはいつもの
タミヤ スジ彫り超硬ブレード0.15mm
タミヤ スジ彫り超硬ニードル20°
基本的にはブレードを使いますが
ラインが浅い所やRがキツイところには
ニードルを使っています。
ニードルは最初の状態だと余り削れないので
研いでから使っています。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624171726.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
スジ彫りが終わった状態です。
画像だと分かりにくいんですが
肉眼だとパネルラインが
クッキリしたことが分かります。
私の場合は墨入れをしないので
深めに彫るようにしています。
なんで墨入れをやらないのかというと
パネルラインが強調され過ぎるからです。
スジ彫りのままの方が
自然な感じがするんですよね。
600番による修正
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624204648.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
次に修正です。
修正は600番のペーパーで水研ぎして削ります。
1つ目の修正箇所としては赤印の部分で
スジ彫りをはみ出したところになります。
ここはイージーサンディングで埋めてから
硬化促進剤で固めた状態にしてあるので
削っていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624205616.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
2つ目の修正箇所はバリを取ります。
リアバンパーに薄っすらですが
バリがあるので削ります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624205622.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
3つ目の修正箇所は
エンブレムの土台を削ってしまいます。
これは研ぎ出しの邪魔になるからです。
但し注意点があります。
エンブレムのデカールは以下の2通りです。
1.インレットマークを土台に貼りその上にデカールを貼る方法
2.デカールのみを貼る方法
1つ目の方法の場合はエンブレムの土台を使わないと
インレットマークが浮く可能性があります。
私は後者のデカールのみ貼る方法を選択するので
この土台を削ることにしました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624210621.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
削り終わった状態です。
綺麗に修正できました。
エアロパーツの接着
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624210759.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
面出しに行く前に
前後バンパーとサイドステップを接着します。
接着にはタミヤの流し込み接着剤を使いますが
気持ち少な目で「のりしろ」のみに付けます。
大量の付けてパネルラインに流れてしまうと
プラが溶けてグチュグチュになった部分が
見えてしまうのでそうならないようするのが大事です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624212621.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
のりしろが少ない箇所や強度的に不安がある箇所には
プラペーパー0.3mmを使って補強します。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624213358.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
フロント側の左右をプラペーパーで補強します。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624213404.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
リアも同様です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624214845.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
サイドステップは真ん中の箇所が
フリーになっていて動いてしまうので
ここも補強しました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230624215016.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
これでエアロパーツの取り付けは完了です。
面出し
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230625153207.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
次に面出しです。
800番のペーパーで水研ぎで削っていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230625163541.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
面出しが終わった状態です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230625163546.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
全ての部分が艶消し状態になっていればOKです。
サーフェイサーの塗装
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230626160228.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
最後にサフを吹いていきます。
サフを吹く理由としては
・800番のキズ消し
・修正箇所の確認
・ボディが透けないようにするため です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/07/IMG20230627115533.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
サフを塗装した状態です。
修正箇所も綺麗に直ってますので
これでOKとします。
次回はボディ色塗装です。
ということで今回はここまでです。