こんにちは。
今回は下地処理です。
具体的にはスジ彫りやバリ取り
そして面出しをしていきます。
すべて大事な工程なんですが
面出しは特にちゃんとやらないと
艶を出した時に歪みが分かってしまうので
時間をじっくりやっていきます。
スジ彫り
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230509220258.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まずはスジ彫りからです。
使うツールはタミヤのいつものヤツです!
・超硬ブレード0.15mm
・超硬ニードル
自分は完全にタミヤ信者なのでw
他にもいいものもあると思うんですが
今のところこれで満足してますね。
ただニードルの方は使っていくと
滑るようになってくるので
そういう時は研ぐようにしています。
以前も紹介しましたが
シャプトン社製のものを使っています。
もともとは包丁を研ぐたために購入しました。
短時間で研げるので重宝してましたが
ニードルにも使えます。
ちょっと脱線しますが・・・
研ぐ時のコツは研ぎ汁を洗い流さないことです。
研ぎ汁とはかけた水が
段々黒くなっていきますが
この黒くなった水のこと。
この研ぎ汁が刃を研いでくれる
ということなので流してはいけないんですね。
知らなかった方は是非やってみてください。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510153523.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
印の部分のモールですが
前後のバンパーは一体成形になっているので
ここを彫って別パーツっぽく見せたいですね。
そうすると別パーツのサイドモールとも
見た感じが合うと思います。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510162751.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
モールを彫った状態です。
下手くそのくせにフリーハンドでやったので
ラインがヨレヨレw
まぁペーパーで削ればごまかせるかな・・・
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510162806.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
後は全体をスジ彫りして完了です。
このキットは基本的にスジが深いので
そんなに難しくはなかったです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510163343.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
そして前回裏側をシルバーで筆塗した
ウインカーを接着しておきます。
接着剤はハイグレードセメダインを使いました。
バリ取り等の修正
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510163614.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
スジ彫りはそんなに難しくなかったと
書いておきながらやっぱりはみ出してますがw
ここをを修正します。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510163643.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
タミヤのイージーサンディングを
爪楊枝で垂らします。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510163716.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
タミヤの硬化促進剤を垂らします。
筆が固まると嫌なので
目標から少し離して多めに垂らすと
流れて固まってくれます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230510163733.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
最近は硬化促進剤を使った後すぐ削らないで
30分くらい放置してから削るようにしてます。
すぐやると削れ過ぎるような感じがするんですよね。
個人的な感想なので正しいのかどうかは分かりせんが・・・
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511143414.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
次に削り落とすところを確認していきます。
印のロゴの部分やボンネットの
ウォッシャーノズルは
研ぎ出しの邪魔になりますね。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511143428.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
そしてバリのあるところもチェックしておきます。
※分かり安くするためにマジックで書いてます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511143437.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
リア周りもバリがありますね。
そして印の部分はアンテナのボッチです。
これは研ぎ出しに邪魔というのもあるし
そもそもリアスポイラーを付ける場合は
ここは削り落とさないと付けられません。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511144122.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
イージーサンディングを盛った部分と
先ほど確認した部分を400番のペーパーで
削り落とします。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511151350.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
一部分ですがこのように削り落としました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511151359.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
400番をかけた部分には600番をかけます。
面出しで最終的に800番までかけるので
400番のキズは600番で消さないと
キズが残ってしまうためこの作業は大事です。
400番も当然ながら600番も良く削れるので
しつこくやすっていると形状が変わってしまいます。
これは注意が必要ですね。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511201051.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
600番をかけた状態です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511201104.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ちょっと紹介を忘れてましたが
ボンネットの合わせです。
400番と600番でボンネット側を
ツライチになるように削っておきました。
これでバッチリです!
面出し
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511201407.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
それでは面出しをするため
800番のペーパーをボディ全体にかけていきます。
400番と600番は修正箇所にのみ使いますが
800番はボディ全体にかけます。
これはボディ表面を均一にするための工程になります。
プラスチックの表面は
微妙な凹凸があるということなので
これを平坦な状態にする必要があるそうですね。
で、
面出しのやり方としては
ボディにはもともと艶がありますが
この艶が無くなるまでペーパーをかけます。
言うは易しで
これがなかなか大変なんですけどねw
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面出しが終わった状態です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511211316.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ちゃんと艶が無くなっています。
パーツ修正
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230511212316.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ついでにシート裏の押しピン跡も消しておきます。
修正後にサフを吹くことになるので
このタイミングでやってしまいます。
まずはイージーサンディングで埋めます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230512114346.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
硬化促進剤を使って固まったら
400番→600番→800番で削りました。
カーモデルを作っていると
毎度おなじみですよねこの押しピン跡。
2シーターであれば見えないからいいんですが
それ以外だと見えてしまう場合が多いので
やらざるを得ない感じです。
正直面倒くさいw
次回はサーフェイサーの塗装をする予定です。
ということで今回はここまでです。