こんにちは。
今回はボディへのデカール貼りと
クリア塗装をしていきます。
クリア塗装の工程としては
・デカール保護のためのクリア砂吹き3回。
・クリアの本塗装3回。
・1日乾燥後に中研ぎ
・仕上げのクリア塗装(オーバーコート)2回
という感じに進めていきます。
クリアを吹く回数に関しては飽くまでも
私のエアブラシの吹き方での回数になります。
人によって吹き方が異なるので
1回のクリア層の厚みも変わってくるだろうし
もし1回の層が薄い場合は下地が出る等の
トラブルになることもあります。
最終的には失敗しながら自分なりの回数を
見つけるしかないんだと思います。
そんなわけで
このやり方が正しいわけではないですので
参考程度にとどめておいてください。
デカール貼り
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230516140727.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まずはデカール貼りからです。
小さいものが多いので「のり」は
タミヤのデカールのりを使います。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230516142122.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
タミヤのデカールのりは筆が付いているので
そこにデカールを付着させてから
貼っていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230516142249.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
画像のデカールを一度貼ってみたんですが
結局剥がすことにしました。
ボディもデカールも白なので
全然見えないのでいらないw
一応黒のデカールは有るには有るんですが
前期用っぽいので貼りませんでした。
このクルマの画像を色々検索したんですが
ノーマルの状態のものが殆どないし
ステッカーも付いてたり付いてなかったりで
何が純正の状態なのかまったくもって不明・・・
そんなわけで貼らない方が良いと判断しました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230516143055.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
かといってデカールを貼らないというのも
寂しいのでフロントと、
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230516143103.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
リアには最低限貼っておきました。
ただこれも合っているのかよくわかりませんw
デカール保護のクリア塗装
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230517142018.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
次にデカール保護のためにクリアを吹きます。
基本的にはデカールを中心に
砂吹きするだけです。
砂吹きとは簡単に説明すると
エアブラシを遠くから吹くということです。
そうすると溶剤が乾いてボディに付着するので
デカールを溶剤で侵しにくくなります。
表面は砂地のような艶消し状態になります。
クリアはクレオスのスーパークリアⅢ。
溶剤は同社レベリング薄め液。
希釈はクリア1:溶剤1の濃いめです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230517142110.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
インターバル2時間で計3回吹きました。
クリアの本塗装
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230517142120.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
次にクリア本塗装していきます。
私はかってに本塗装とかここに書いてますが
ようするにタップリ吹くということです。
結局はゆず肌になるので
中研ぎで下地が出ないくらいのクリアを層を
作れればいいのかなと思って吹いてます。
クリアと溶剤は先ほどと同じで
希釈がクリア1:溶剤1.5になります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230517142803.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
塗装の前にボンネットが付くところに
マスキングを貼っておきます。
これはクリアをタップリ吹くので
乾燥後にクリアの厚みで
ボンネット合わなくなるのが嫌なので
このような対処をしておきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230518144050.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
1回目。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230518185826.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
2回目。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230519135843.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
3回目。
インターバルは3時間です。
※時短のため乾燥器(山善の食器乾燥器)を使ってます。
中研ぎ
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230519141209.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
1日乾燥させたら中研ぎをするため
コバックスのトレカット1500番を使います。
中研ぎとはクリア乾燥後のゆず肌を
平坦な面にするために行います。
仕上げのクリア塗装(オーバーコート)のための
下地づくりになりますね。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230519141523.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
裏がシールになっているので
指に貼り付けて削ることができます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230519211504.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
中研ぎが終わった状態です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230519211522.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
完全にゆず肌はなくなり
表面は艶消し状態になります。
オーバーコート(仕上げのクリア塗装)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230520125527.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
最後にオーバーコートをします。
クリアはガイアノーツのEXクリアで
溶剤はクレオスのレベリング薄め液です。
希釈はクリア1:溶剤2のシャバシャバ状態です。
シャバシャバなので垂れやすいんですが
垂れる寸前を目指して吹いていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230520180924.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
1回目。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230520180932.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
研ぎ出しをするのでもう一回吹いて
クリア層をかせいでおきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230521134909.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
2回目吹いた状態です。
インターバルは6時間とって
自然乾燥させます。
自然乾燥の方がいいとビデオで
北澤志朗さんがおっしゃってましたので
それに習ってます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2023/05/IMG20230521135115.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
乾燥したらエンジンルームのマスキングを取って
確認のためボンネットを付けてみました。
浮いたりすることもなくちゃんと合ってくれました!
これでクリア塗装は完了です。
次回はボディ以外のパーツの塗装を進めていく予定です。
ということで今回はここまでです。