フジミ フェラーリ F430 スクーデリア 3.下地処理

こんにちはhide03です。

今回は下地処理です。

ここではスジ彫りから始まって合わせ目消し等の修正をして面出しまでやっていきます。

スジ彫りではパネルラインを深く彫ってクッキリさせます。

合わせ目消しはパーツ同士をくっ付けた時にできる合わせ目のラインを消します。
これは実車ではそこに境い目のラインがないので埋めるということです。

面出しはプラ表面の目に見えないくらいの微細なデコボコを平滑にします。

スジ彫り

まずはスジ彫りから始めます。

使うツールはタミヤの
スジ彫り超硬ブレード0.15と超硬ニードルです。

タミヤのニードルはセラミック砥石研いで鋭くしてあげるとかなり使い勝手がよくなります。
砥石は以下を使っています。

またスジ彫りから始める理由は、はみ出した時に修正が必要なるためです。
そうなると瞬着を盛って削る必要があります。

キットによっては合わせ目消しやヒケを埋める必要がありそれも瞬着で埋めて削ります。
結局同じ作業になるのではみ出す可能性のあるスジ彫りから始めることで、少しでも効率的に作業をしたいというのが理由になります。

初心者の頃は行ったり来たりして非効率なんですが、何度も作っていると自動的に効率化されていくものですね。

窓枠の塗り分けがあるのでここも軽くスジ彫りをしておきます。

「スジ彫りは力を入れないように」ってよく言われてますよね。
理由は「はみ出す」という部分がクローズアップされると思いますが、個人的には他の理由が大きいと思っています。

それは力を入れると「彫った底の部分がデコボコ」になってしまうことです。
結構目立つのでラインが汚く見えるし修正自体も難しいです。
なので余り力を入れずに彫ることで底の部分も平滑になり、綺麗なラインに見えます。
まぁこれが正しいのかは分かりませんが私が力を入れない理由はそこです。

スジ彫り完了です。

今回ははみ出しはありませんでした。

穴あけ

ウィンカーはディテールで表現されていますがここは別パーツにしたいので穴を開けてしまいます。

0.5mmの穴が開きました。

別パーツのウィンカーに関しては以前もやった方法ですが、次回以降紹介します。

サイドミラーに軸打ちをします。
0.5mmの穴あけをして0.5mmの洋白線を差し込みました。

パーツの接着

ここでサイドステップのパーツを接着しておきます。

画像はないですが裏側にプラペーパーを貼って補強もしておきました。

修正

修正箇所はフロントのダクトの合わせ目部分と、

右側のリアのヒケです。

ここにWAVEの瞬着を盛ってからタミヤの硬化促進剤を垂らしておきます。

瞬着を盛った箇所を中心に400番→600番→800番のペーパーをかけておきます。

800番が終わった状態。

一見すると直っているように見えますが次回グレーを吹いて確認をします。

面出し

最後に面出しをするため全体に1000番のペーパーをかけます。

面出しはプラ表面の微細なデコボコを平滑にするのが目的です。

ボディは元々ツルツルして光っていますが1000番を当てることで艶消し状態になります。
もしまだ艶がある場合はそこにペーパーが当たっていないということなので、そういうところがなくなるまで表面を削ります。

ただしそれでも消えない場合は「ヒケ」ていると判断し、瞬着等を盛っての修正をした方が良いと思います。


まぁ色々偉そうに書いてますが「そこまでやる必要あるの?」って思う方もいらっしゃるかな?
私も最初の頃はこういうサイトを見て「なんか面倒くさそうなことやってるな」って思ってましたw

でもやりたくないことをやる必要なんて全くありません!
積みプラにしても良いし、未塗装のまま組んで完成だって全然OKなわけです。

ここに書いてあるのは私がそうしたいからやっているわけで、正しいわけでも強制でも無いです。
趣味なので自分のやりたいようにやるのが正解だと思います。

まぁ私の場合はブログにアップしてるので一応ちゃんとやるつもり・・・w

面出しが完了した状態です。

ということで今回はここまでです。

次回はボディ塗装の予定です。

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