カーモデルの作り方 エアブラシ編 5.デカール貼り

こんにちは。

今回はボディへの
デカール貼り
をしていきます。

それから
パネルラインにまたがるところの
処理のやり方
も紹介します。

こういうところが綺麗にできると
完成度が上がる
ので
是非やってみてください。

デカール貼り

デカールを貼る際に
使っているツール
です。

タミヤのデカールのり
 軟化剤の入っていない のり
 小さいデカールに使います。
クレオスのマークセッター
 軟化剤入りの のり
 大きいデカールに使います。
クレオスのマークソフター
 強めの軟化剤でデカールによっては
 溶けるらしい・・・
 馴染ませるとき用に使います。

デカール用ののりは
使った方がいい
と思います。

水洗ったり
エアブラシでブローした時に
剥がれる可能性
がありますので。

それから
マークセッター
軟化剤が入っており
馴染ませやすい反面
デカールが弱くなるので
失敗して貼り直したい時とかに
ちょっと困りますね。


他にメリットとしては
のり成分が多少残っていても
クリア塗装で見えなくなる点
です。

軟化剤が入っていない
タミヤのデカールのり
デカールが弱くならないので
使い勝手はいいんですが
のり成分が残っていると
クリア塗装後も見えてしまいます。


なので私の場合大きい面に
タップリ「のり」を使いたいので
マークセッターを使っています。

とはいえこれは私見なので
間違っているかもしれません

そんな気がするということです。

では実際に貼っていきます。

最初に説明書を見て
どこから貼るべきか検討します。

基本的には
大きいものから貼っていきますが
このキットのサイド側のように
ドアノブがあったり等の
障害物がある場合もあるので
その辺を考慮します。


今回はドアノブのすぐ下の
ストライプを貼ってから
その下に大きめのゼブラの
デカールを貼っていくことにします。


サイド以外は
特に考慮するところはないので
大きいデカールから貼っていけば
問題なさそうですね。

まずデカールをカットしたら
普通に貼るんですが
このようなギリギリのところは
一回合わせてみます。


大きい場合は小さめにカットします。

デカールは水に10秒くらい付けて
ティッシュ等においておきます。

数分経って台紙から動くようなら
貼ることができます。


予めマークセッターをたっぷり
ボディに塗っておきます。

水で指を濡らしてから
台紙を滑らせながら
デカールを貼ります。


位置調整もこの時にやっておきます。

位置が決まったら綿棒を
上から押し付けて水を吸わせて
数分放置
します。

それから綿棒でコロコロして
さらに水分を追い出します。


いきなりコロコロしようとすると
位置がズレてしまいます。


その時は指を濡らしてから
再調整しましょう。

また中に水分が残っていたり
空気が残っていたりすると
クリアを吹いた時に膨らんできて
ボコボコになってしまう
ので
しっかり水分等を
追い出しておくのが重要
です。

うまく貼れました!

次はすぐ下に
大きめデカールを貼ります

同じようにマークセッターを
ボディに塗って
台紙を滑らせて貼ったら
位置決めをします。

綿棒を押し付けて
水を吸ってから放置し
コロコロして
水分を追い出いだせばOKです。

小さいデカールデカールのりの
筆に直接付けてから貼る
のり成分が残りにくくて
いい
と思います。

そのような感じで
どんどん貼っていきます。

デカール貼り完了!

パネルラインにまたがるデカールの処理

デカールがパネルラインに
またがる場合はカットして
馴染ませる作業
をします。

この時に大事なのが
カッターの刃を新品
しておくことです。

切れ味の悪い刃だと
デカールが破れて
ボロボロになることがあります。


そうなると目も当てられません…

もったいないけど
変えておいた方が間違いないです。

綺麗にカットできました。

この作業をやるときは
いつも手がプルプルするw

なんで大事な時に限って
震えるんですかね?

いらない機能ですよねw

このままだとデカールが
浮いた状態になるので
溝に馴染ませていきます。

画像だとわかりにくいんですが
マークソフターを印の箇所に塗ります。

10秒程待ってから綿棒で
マークソフターを吸い取ります。

すると
シュッと溝に馴染んでくれます。

これは北澤志朗先生
大人のプラモ道 カウンタック編
で紹介されていました。

これを両サイドやっておきます。

綺麗に馴染んでくれました。

もし馴染まない場合
先細の綿棒で押し付けて
溝に押し付けるようにすると
大丈夫です。

ということで今回はここまでです。

最初の一本はこのエアブラシがおすすめです。

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