今回はボディのダクト部分の
穴あけ加工と
下地処理をしていきます。
下地処理はキズやバリを消した後に
面出し表面を平らにする処理を
していきます。
最初に書いておけばよかったんですが
私の作業工程は北澤志朗先生の
「大人のプラモ道 カウンタック編」を
ベースとしてますので
YOUTUBE等で見ておくと
すごく勉強になりますよ!
やっぱプロってすごいです!
穴あけ加工
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220521115310.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220521115317.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220521115335.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
前回でも触れたんですが
このキットのダクトは
穴あけされていません。
そうなるとここの処理は
黒で塗り分ける方法か
穴あけをして裏からメッシュを
貼る方法になるかと思います。
塗り分けの方が作業的に楽なんですが
かなり入り組んでいるところなので
綺麗に仕上げるのは相当難しいですね。
なので穴あけの方を選択しました。
本当は大変だから
やりたくないんですけどねw
とはいえとりあえず楽しく作るだけなら
塗り分けの方が楽は楽です。
嫌になるくらいなら
やらない方がいいですから。
ちなみに
裏から貼るメッシュは
今まで作ってきたキットの
付属品が余っているので
を使います。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220521115657.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まずタミヤの電動ハンディドリルで
境い目よりやや内側を一周
穴あけしていきます。
最初1.0mmを使ったんですが
0.5mmくらいの方が細かい所も
穴あけできるのでおススメです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220521125459.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
次にデザインナイフで
カットしていきます。
固いからといって
力づくで削ろうとすると
手を切ったりするので
気を付けて処理していきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220521125460.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
裏側にかなり厚みを持たせていたので
先日購入した
タミヤのハンディリューターで
削りました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091130.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
そして400番から600番をかけて
カット面を綺麗にしていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091131.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ヘッドライトの下のダクトには
支柱があったんですが
作業中に折ってしまったので
取っ払ってやりましたよ・・・
細かいことは気にしない気にしないw
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091132.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091133.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091134.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
なんとか穴あけできました。
すごい時間掛かったw
この選択をしたことを後悔しながら
作業してましたが
出来てみるとやっぱりこっちの方が
いいなと思いましたね。
フジミさん最初から
ダクト開けといてくださいよ。
お願いしますよホントw
キズ埋めとバリ取り
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091127.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
赤い印はスジ彫りのはみ出し等で
キズが入ったところです。
黄色の印はバリのあるところです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091149.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
キズ埋めに使うのが
タミヤのイージーサンディング。
イージーサンディングは
いわゆる瞬間接着剤なんですが
通常の瞬着より柔らかいみたいで
簡単に削れるので処理が楽です。
そしてそれを瞬間的に固めるのが
タミヤの硬化促進剤です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091150.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
真鍮線などに
イージーサンディングを取って
キズがある箇所に付けます。
真鍮線が無ければ
爪楊枝でもいいんですが
液体を吸ってしまって使いにくいです。
安全ピンとかクリップとか
画鋲とかで代用できるかもです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091151.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
硬化促進剤が付くと
すぐに固まってくれます。
ボコッと膨らんでいると思いますが
この後の工程で平らに削るので
問題ありません。
ちなみに
硬化促進剤は筆になっています。
イージーサンディングに
直接付けてしまうと
筆が固まってしまうので
少し外した場所に付けて
それを垂らしてあげるといいです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220523091153.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
全てのキズ埋めが終わったら
今度はその箇所とバリを
削っていきます。
使うペーパーは600番。
水に付けて削る
水研ぎをしていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525133056.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525133130.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
すべての箇所をしっかり削り取ります。
ボルトの表現
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525140118.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
オーバーフェンダーに
ボルトのディテールがありますが
もう少しはっきりと
表現できたらと思います。
やり方は簡単で
ここに小さい穴を開けて
それっぽく見せるだけです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525140201.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ボルトの所に穴をあけたいのでここに
ケガキ針で小さい穴を開けておきます。
これはピンバイスが
ズレないようにするためです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525140530.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
0.5mmのピンバイスで
貫通しないように注意しながら
穴を開けます。
もし貫通してしまったら
裏からプラ板を貼ってごまかします。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525140531.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
穴あけできました。
シャキッとしますね。
道具があれば簡単にできるので
おススメです!
面出し
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525165731.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
次は800番のペーパーで
ボディ表面を面出ししていきます。
ペーパーは水研ぎです。
面出しとはプラモデルの表面の
小さなうねりを平らにすること。
画像には写っていないですが
外装パーツすべてに処理するので
GTウイングとサイドミラーも
面出し処理をします。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525165848.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
もともとボディの表面には艶があります。
蛍光灯が反射してますよね。
これが艶消し状態になるまで
削っていくわけです。
テカリがあるということは
そこにペーパー当たっていない
という判断になるので
しっかり艶消しボディにしていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220525170035.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
全体にペーパーを掛けました。
ちゃんと艶消しになってます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220526144929.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
これで下地処理が完成です。
ということで今回はここまでです。
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