こんにちはhide03です。
今回は研ぎ出しです。
研ぎ出しというのはボディ表面を磨く作業です。
でも「なぜ実車ではやらないのにプラモではやるのか」という疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
これは対象物を見る時の「距離」が関係しています。
プラモデルを見る場合の距離は大体10cmくらいなのでボディ表面の状態が分かってしまいます。
反対に実車の場合は1.5~2mくらい離れて見るので細かい部分は目で捉えられずピカピカに見えてしまいます。
実際近づいてみるとゆず肌や細かいキズがあるのが分かると思います。
なので実車のように綺麗に見えるように作ろうとすると、実車以上にシビアに表面を仕上げる必要があるというわけで研ぎ出しすることになります。
でもこれは「やらなければいけない」ということでも無いと個人的には思っています。
やりたくないなら無理にやる必要は無いし妥協だったとしてもいいじゃないですか。
仕事じゃないんだから作りたいように作るのが楽しむコツです。
私の場合は研ぎ出しって面倒なのでやりたくないというのが本音ですが、段々上達もしてくるし上手くできると達成感も感じられるのでついついやってしまいますw
まぁ色々偉そうに書きましたが「自分のやりたいように作りましょう!」ということですねw
3000番
オーバーコート(仕上げのクリア塗装)の後でも微細なゆず肌は出来てしまいます。
またデカールの段差やパネルラインの盛り上がりもできてしまうので、これを平滑にするため3000番をボディ全体かけていきます。
コバックスのバフレックス3000をボディ全体にかけていきます。
ボディ色のレッドはキズが見えやすいためここの作業は慎重にします。
バフレックスは水研ぎ用で深いキズが入りにくいシート状のものになります。
深いキズが入る要因の1つに力加減もあるので優しく擦っていきます。
3000番が終わった状態。
これで平滑に表面になったと思います。
コンパウンド
コンパウンドに関しては私愛用のタミヤのコンパウンドとクロスを使っていきます。
コンパウンドは余り力をかけないようにという意見があるのは重々承知していますが、このコンパウンドは力をかけてあげないとキズが消えてくれいないんです・・・
私はパーツを破壊しない程度に力を入れてゴシゴシ擦ってますね。
でもこれ正しいのかどうかちょっと自信ないかも・・・
コンパウンド粗目が終わった状態です。
小キズが見えてますがこの段階から艶は出てきます。
補修
研ぎ出しの途中ですが緑印の部分の補修をします。
ボディ色のタミヤLP7を薄めに希釈したものを吹きます。
これでほとんど分からなくなりましたが縁の部分が見えるのでこれは次のコンパウンドで消していきます。
ちなみにクリアは吹きません。
理由は・・・ 面倒だからでーすw
ではコンパウンドを再開します。
コンパウンド細目が終わった状態。
まだ小傷が見えますね。
コンパウンド仕上げ目が終わった状態です。
ほとんどキズは見えなくなりました。
ウィンドウパーツも仕上げ目をかけてあげると一段と綺麗になります。
良く見るとまだ小傷が残ってますが、もうこのぐらいでギブアップw
ということで今回はここまでです。
次回は窓枠塗装をする予定。