こんにちはhide03です。
今回はドア開閉加工をすることにしたので
その第一弾として
ドアの切り出しと位置だしをします。
ドアの切り取りのコツは
ちゃんとした道具を用意して
力をいれないでやることです。
ドアの位置だしというのはドアと
内装のドア内張のパーツの間の位置を
正確に出してしておくということです。
これはエポキシパテを使うと簡単です。
ドア切り出し+スジ彫り
まずはドアの切り出しと
ついでにスジ彫りもしておきます。
使うツールはタミヤの
スジ彫り超硬ブレード(0.15mm)と
スジ彫り超硬ニードルです。
ドア切り出しはさらにタミヤの
精密ノコギリIII(カット用)も併用します。
スジ彫りブレードを掘り進めてある程度
穴が開いてきたら精密ノコギリを使うと
比較的楽にカットできます。
但しRのキツイ部分はスジ彫りブレードで
最後までカットした方が綺麗に切れます。
片面カットできました。
細いフレームの部分はこのままだと
折ってしまう危険があるので後で
境い目部分をカットしておきます。
左右のドアと細いフレームをカットした状態。
こちらはスジ彫りが終わった状態です。
ドアの切り取りとは関係ないですが
後で忘れないように
ボディの状態をマジックで書いておきます。
黒いマジックは
ヒケやスジ彫り等のキズです。
赤いマジックは
パーティングラインがある箇所です。
切り出した部分のバリを
600番のペーパーをかけておきます。
ドアの位置を出す前にバリを取っておきます。
ここまで綺麗にしておけば大丈夫でしょう。
これでドア切り取りは完了です。
ドアの位置だし
ドアを開閉させるために
内張部分との適正な距離を出す必要があります。
※内装は仮組をした状態。
ドアの位置だしには
タミヤのエポキシパテを使います。
※この方法は某サイトさんを参考に
させて頂いています(名称は控えます)。
とにかく腕すぎてとても真似できませんが
色々と勉強させて頂いてます。
この場を借りて感謝申し上げます。
ちなみにドア内側にはパテが取れないよう
とっかかりとして角棒を付けています。
まずはワセリン(リップクリームでも代用可)を
ドア内張部分に塗っておきます。
これはエポキシパテが後で取れるようにするため。
手にもワセリンを少し塗って
くっ付かないようにしてよく混ぜます。
しっかりこねるとこんな感じになります。
ドア内張部分にパテを貼り付けます。
余り量が多いとはみ出して加工が大変になるので
気持ち少な目がいいと思います。
ドアを適正な位置まで
ムニュ―っと押し込みます。
これで簡単に位置だしができました。
この方法を考えた方は間違いなく天才!!
後は6時間程で硬化するのでこのままで放置。
硬化したあとにドアを取り出した状態です。
内張にはワセリンを塗ってあるので
比較的簡単に取り外せます。
これでドアの位置だしは完了です。
次回はドア開口部を作る予定です。
ということで今回はここまでです。