こんにちはhide03です。
今回はドア開閉加工をすることにしたので
その第一弾として
ドアの切り出しと位置だしをします。
ドアの切り取りのコツは
ちゃんとした道具を用意して
力をいれないでやることです。
ドアの位置だしというのはドアと
内装のドア内張のパーツの間の位置を
正確に出してしておくということです。
これはエポキシパテを使うと簡単です。
ドア切り出し+スジ彫り
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240405171617.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
まずはドアの切り出しと
ついでにスジ彫りもしておきます。
使うツールはタミヤの
スジ彫り超硬ブレード(0.15mm)と
スジ彫り超硬ニードルです。
ドア切り出しはさらにタミヤの
精密ノコギリIII(カット用)も併用します。
スジ彫りブレードを掘り進めてある程度
穴が開いてきたら精密ノコギリを使うと
比較的楽にカットできます。
但しRのキツイ部分はスジ彫りブレードで
最後までカットした方が綺麗に切れます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240405180706.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
片面カットできました。
細いフレームの部分はこのままだと
折ってしまう危険があるので後で
境い目部分をカットしておきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240405200509.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
左右のドアと細いフレームをカットした状態。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240407135110.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
こちらはスジ彫りが終わった状態です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240407140312.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
ドアの切り取りとは関係ないですが
後で忘れないように
ボディの状態をマジックで書いておきます。
黒いマジックは
ヒケやスジ彫り等のキズです。
赤いマジックは
パーティングラインがある箇所です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240407140440.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
切り出した部分のバリを
600番のペーパーをかけておきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240407140446.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
ドアの位置を出す前にバリを取っておきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240407160421.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
ここまで綺麗にしておけば大丈夫でしょう。
これでドア切り取りは完了です。
ドアの位置だし
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240407160746.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
ドアを開閉させるために
内張部分との適正な距離を出す必要があります。
※内装は仮組をした状態。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240408132244.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
ドアの位置だしには
タミヤのエポキシパテを使います。
※この方法は某サイトさんを参考に
させて頂いています(名称は控えます)。
とにかく腕すぎてとても真似できませんが
色々と勉強させて頂いてます。
この場を借りて感謝申し上げます。
ちなみにドア内側にはパテが取れないよう
とっかかりとして角棒を付けています。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240408132404.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
まずはワセリン(リップクリームでも代用可)を
ドア内張部分に塗っておきます。
これはエポキシパテが後で取れるようにするため。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240408132740.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
手にもワセリンを少し塗って
くっ付かないようにしてよく混ぜます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240408132854.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
しっかりこねるとこんな感じになります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240408133136.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
ドア内張部分にパテを貼り付けます。
余り量が多いとはみ出して加工が大変になるので
気持ち少な目がいいと思います。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240408133427.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
ドアを適正な位置まで
ムニュ―っと押し込みます。
これで簡単に位置だしができました。
この方法を考えた方は間違いなく天才!!
後は6時間程で硬化するのでこのままで放置。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG20240408180515.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
硬化したあとにドアを取り出した状態です。
内張にはワセリンを塗ってあるので
比較的簡単に取り外せます。
これでドアの位置だしは完了です。
次回はドア開口部を作る予定です。
ということで今回はここまでです。