こんにちは。
今回は下地処理を紹介していきます。
この下地処理は大事なんですが
地味に大変な作業なんですよね。
面倒だったり無理だと思ったら
遠慮なく飛ばしてください。
何台か作っていくとどのみち
綺麗に仕上げたくなるものなので
それからでもいいと思います。
そして言い訳になってしまいますが
今回は素人の私が
必要最低限の道具で作るので
いつも以上に下手な作品を
さらすことになると思いますが
ご容赦くださいませ。
開封の際のチェック
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427085736.jpg?resize=1024%2C661&ssl=1)
今回作るキットは
タミヤのR33GTRです。
このキットを選んだ理由は
タミヤ製ということと安くて
入手しやすいので選びました。
最初のうちは
作りやすく精度がすばらしい
タミヤ製のキットがいいと思います。
でも最近のタミヤのキットは
価格の高さもさることながら
難易度が低く比較的簡単に
綺麗な仕上がりになるように
作られていますので
もし腕を磨きたいなら
タミヤ製の中で
すこし古めのキットを選ぶと
ちょうどいい難易度でおすすめです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427092244.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まずはパーツがちゃんと入ってるか
チェックしましょう。
開封して説明書を見ると
入っているパーツの記載があります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427092634.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
全てのパーツが入っているか
最初にチェックしておくと安心です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427092648.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
クリアパーツは袋から
出さないで保管します。
キズ防止になりますので。
ボディパーツの切り出し
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427093629.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まずはボディパーツを切り出します。
今回はウイングとドアミラーです。
切り出す時は最初に
パーツから遠いところを切ります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427093707.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
そうするとゲートが残るので
パーツの近い所でこれを切ります。
これがいわゆる2度切りです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427093810.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
そしてカッター等で残った
ゲート跡をカットします。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427093852.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
これくらいまでやっておけばOKです。
残ったところは後で
ペーパーで削ればいいので
やり過ぎないのがコツですね。
慣れてくればいきなりパーツギリギリに
カットしてもいいんですが
パーツをえぐってしまう場合があるので
こういう方法をとると無難ですね。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427094505.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
他のパーツも同様に処理します。
スジ彫りについて
本来はこの段階でスジ彫りをしますが
今回はやりません。
道具が色々と必要になるのと
スジ彫りがはみ出した際に
埋める処理が必要になるので
初心者向けではないと判断しました。
いずれ紹介できればと思っています。
パーティングラインの処理
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![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427094547.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427094613.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427094725.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
この出っ張っている線が
パーティングラインです。
いわゆるバリですね。
これを取っていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427094744.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427094920.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
使うのは600番のペーパーです。
これを水に付けて削っていきます。
いわゆる水研ぎです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427095032.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
さっそく削っていきますが
こういう狭いところのバリは
なかなか取れないです。
その理由としては
水研ぎをしていると徐々に
ペーパーが水を吸って
柔らかくなるからです。
なので
新しいペーパーにして
ある程度固さのある段階で
削ってしまった方が
比較的楽に消せます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427101438.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まだうっすらと線が残ってますが、
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427101458.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
平面になっているかの確認は
爪が引っかかるかどうかで
判断してます。
引っかかるってことは
段差があるってことですからね。
この段階ではまだ引っかかったので
再度削っていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427104256.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
削った状態です。
爪の引っかかりは無くなってましたので
ここはこれでOKです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163028.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
以上の方法で他のバリも取りました。
1つ注意があるとすると
600番はよく削れるので
削り過ぎないようにするのと
他の部分に当てないように
してください。
でないと形が変わってしまいます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427164615.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
この段階で先ほどの
ボディパーツのバリやゲート跡も
同じように取っておきましょう。
やっておいた方がいい処理
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163036.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163042.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163043.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
上2つの画像はデカール貼る所です。
この出っ張っている箇所より
デカールの方が大きいことが多く
剥がれたり等のトラブルのもとなので
取ってしまった方がいいです。
3つ目の画像はウォッシャーの穴ですが
研ぎ出しの時に邪魔なので
取ってしまいます。
まぁ無くても目立たないでしょう。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163137.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
取り方の説明です。
最初にある程度カッター等で
削ぎ落しておきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163255.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
まだ全然残ってますが
これくらいでOKです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163322.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
後は600番のペーパーで
ひたすら削ります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427163548.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
手でやるのが大変だったら
このような木片にペーパーを
張り付けて削るもよし。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427164029.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
治具を作って削るもよしです。
これはプラ板0.5mmで作ったものです。
こういうものがあると楽です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427164459.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427164508.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427164518.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
取り除くことができました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220427165836.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
これで600番の処理が完了です。
面出し
面出しというのは
表面を平らにする処理のことです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220428095057.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
なぜそれが必要なのかというと
プラモデルの表面には
小さなうねりがあるそうで
それを800番でならすわけです。
とはいえ個人的には
このキットの表面はとても綺麗なので
やらなくてもいいと思います。
とはいえ最低でも
600番をかけたところは
そのキズを消すために
800番をかける必要はあります。
この後の工程で
サーフェイサー(サフ)を塗装しますが
800番のキズは消えますが
600番は消えない可能性があるので。
厳密にはキズは
消えないらしいんですが
見えなくはなります。
色々書きましたが今回は一応
全体を面出しをしていきます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220428095106.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
何もしてないボディは艶がありますが
それが消えるまで水研ぎします。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220428095611.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
結構大変ですよw
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220428102852.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
艶がなくなったら完了です。
細かい所もしっかりやっておくと
なおいいですね。
リアウイングの土台を接着
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220429092928.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
上の画像はリアウイングの土台を
ハイグレードセメダインで接着中。
ハイグレードセメダインは
固まるのに時間がかかるため
手で保持してます。
先にこのパーツを接着した理由は
未塗装の状態でもガタが無く
ピッタリとハマってしまうので
塗装をしていくと塗膜の厚みで
入らなくなる可能性があるからです。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220429093215.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
サイドの部分は
流し込み接着剤を使いました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG20220429093636.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
リアウイングの土台が付きました。
ということで今回はここまでです。