こんにちは。
今回は下地処理をしていきます。
具体的にはスジ彫りとバリ取りと
面出しそしてサーフェイサーの塗装になります。
スジ彫り
スジ彫りをすることでパネルラインが深くなり
パーツが分割しているように見せることができます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240119144426.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
使うツールはタミヤの
超硬ニードルと超硬ブレード(0.15mm)です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240119150324.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
ただし画像の赤い印のフロントの細い溝は
0.15mmだとちょっと太いかなと思います。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240119150948.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
そこでこの細い溝の部分のみ
0.1mmのブレードで彫ることにしました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240119151026.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
細い溝の部分のスジ彫りが終わった状態。
画像だとちょっとわからないですが
肉眼だと深くなったのが分かります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120094652.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
他の部分も彫り終わったので
これでスジ彫りはOKですね。
修正
ここでの修正はバリ取りとスジ彫りをはみ出して
傷つけてしまった部分を埋めます。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120101837.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
バリがある箇所には赤いマジックで
印を付けておきました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120101819.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
黒いマジックはスジ彫りをはみ出したところや
ウィンカーを削った際に刃が入ってしまった部分。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120101832.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
リアスポイラーは一体成型だったので
別パーツっぽく見せたいということで
スジ彫りを新たに入れなおしました。
ガイドテープを使ったんですが
下手くそなのではみ出しまくりw
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120101850.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
でも大丈夫
キズは埋めればいいんです!!
ということで
キズ埋めにはウェーブの瞬着を使います。
硬化促進剤はタミヤのものを使用。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120104815.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
バリやキズを埋めた箇所を
400番のペーパーで削って平滑にします。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120112631.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
400番が終わった状態です。
サイドミラーにもバリがあったので
削り取っておきました。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120112634.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
キズを埋めた部分も平滑になっています。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120112638.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
マジックの跡は残っていますが
手で触ったり爪楊枝を当てたりして
平滑になっているのを確認済です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240120112745.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
次に400番のペーパーキズを消すために
600番のペーパーをかけていきます。
ちなみにクリアパーツが写っていますが
このタイミングでパーツの周りを削って
少し動くくらいに余裕を持たせておきます。
塗膜の厚みで入らなくなる可能性がるので
この調整は必須ですね。
ちなみにクリアパーツの周りを削ると
白っぽくなりますが
爪で擦ると透明な感じに戻ってくれます。
面出し
面出しはプラスチックの
微妙なうねりを平滑にする作業です。
研ぎ出しで綺麗な艶を出していくと
うねりが顕著に分かってしまいますからね。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240121124810.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
面出しには800番のペーパーを
ボディ全体にかけていきます。
ボディはテカテカしているので
その艶が消えるまでかけます。
艶が残っているということは
ペーパーが当たっていないということです。
なかなか消えない場合は
ヒケてる可能性があるので
パテや瞬着を盛ることもあります。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240121133044.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
面出しが終わった状態です。
サーフェイサーの塗装
私がサフを吹く理由としては
1.800番のキズを埋めてくれる(キズ消し効果)
2.修正箇所の確認
3.ボディが透けないようにする(裏打ち効果)
サフを吹かない方がいいという
意見もあるのは承知していますが
プラモデラーの方も使っているし
自分としても吹いた方が楽なので使っています。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240121150449.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
使うサフはクレオスのMrサーフェイサー1200で
溶剤はクレオスのレベリング薄め液。
希釈はサフ1:溶剤1.1です。
![](https://i0.wp.com/carmodelworks.com/wp-content/uploads/2024/02/IMG20240122144204.jpg?resize=1024%2C1024&ssl=1)
サフの塗装が終わった状態です。
修正箇所はちゃんと直っていたので
これで下地処理は完了となります。
次回はボディ色塗装の予定です。
ということで今回はここまでです。